悪業消しに円応寺(181) 21・01・31

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East i-E 3両編成

 大船駅に東海道線とほぼ同時に不思議な列車が滑り込んできた。横須賀線に乗り換えるためホームを移ったら、隣のホームにその得体の知れない列車が止まったままになっている。
 鉄道マニアがさかんにカメラに収めている。こちらも横須賀線を待っている間にパチリ。


低い先頭車両には信号・通信関係の測定機器が搭載されている。パンタグラフは集電用でなく測定用。

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2両目

 East i-E は在来線電化区間用交直流検測車で、今までは別個におこなっていた軌道測定と通信・電力測定を一度にできるという優れもの。それにしても何とも不思議な形をしているニャ~。

検測車にはこの他、在来線非電化区間用ディーゼル検測車と新幹線検測車がある。 

2両目は電力関係の測定機器を搭載している。屋根には観測用ドームや投光機が、そして車端には脱線係数を測定するためPQ軸が装備されている。輪重(P)と横圧(Q)の比率Q/Pが大きくなると脱線する確率が増加するので0.8以下に抑えるようにしている。

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3両目

 East i-E は「イースト アイ・ダッシュ・イー」と読む。
・ East はJR東日本の「東」。
・ i は intelligent 「情報処理機能が高い」、 integrated 「統合された」、 inspection 「検査」の iで3つの意味を込めたi 。
・ -E は「電化区間」の意味。
・ すなわち、East i-Eは、JR東日本が誇る高度に情報処理機能が統合された検測車(電化区間用)ということ。こういった検測車によって列車運行の安全性が支えられているんだニャ。


電化されていない所はディーゼル車で検測するので、-Eが-Dになる。 

3両目には軌道関係の測定機器が搭載されている。測定用パンタグラフと架線測定装置、台車には軌道測定用の測定枠が装備されている。

安全意識に問題あり : このように優れたが検測車が活躍している一方、旧国鉄時代の1978年(昭和53年)に製造された軌道検測車を、JR北海道とJR九州では今でも稼働している。

マニア物 偶然見つけ 得したニャ あやかりたいニャ インテリジェント  (チビ)

 一つ目の北鎌倉駅で下車。閻魔大王がいる円応寺は建長寺の近く。

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円応寺(山ノ内地区)

今、閻魔大王に懺悔して薄暗いお堂(閻魔堂)から出てきたことろなんだ。悪業が消えてすっきりしたニャ~!

 (ボクの懺悔文
 「ボクは知らず知らずのうちに悪業をおこなっているかもしれない。それはボクの中に貪・瞋・痴の三毒があるからに違いない。身・口・意の三業によって生ずる悪業の全てを閻魔大王の御前にて懺悔し、善業に努め、飼い主の許で有意義な猫の一生を送っていくことをここにお誓いいたします。」 これを三度唱える 平成21年1月31日 チビ

 (パパの懺悔文
 「 我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴
  従身口意之所生 一切我今皆懺悔 」

  これを三度唱える 平成21年1月31日 パパ

 閻魔様 悪業消しに 又来るニャ 日々磨くニャ 浄玻璃の鏡 (チビ)

貪・瞋・痴(とん・じん・ち) : 煩悩を毒に例えたもの。貪はむさぼり求めること。瞋は怒りの心。痴は真理に対する無知の心。

JR北海道もJR九州も、閻魔大王の前に進み出て、安全意識を高めることを誓ってもらいたい。ハインリッヒの法則によると、1つの事故の背後には29件の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリハット)が存在するという。

 鎌倉街道をちょっと戻って亀ヶ谷坂(かめがやつさか、急坂で亀も引き返したという)切通しを行く。この切通しは山ノ内地区と扇ヶ谷地区を結んでいる。地区の名は山内上杉家と扇谷上杉家からきている。

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岩船地蔵堂(扇ヶ谷地区)

 扇ヶ谷地区に入る。岩船地蔵堂に来ると大姫の哀れさを思わざるを得ない。結婚という名の人質として木曽義仲(源義仲)の子・義高(11歳)を鎌倉に取った。そして1年も経たないうちに木曽義仲を滅ぼした。そこで源頼朝は将来の禍根を断つべく義高の斬殺を命じた。

 ここに源頼朝の誤算が生じた。人質だったはずの義高を5、6歳の大姫は兄のように慕っていたのであった。大姫は嘆き悲しみ病に臥してしまう。母の北条政子はこうなったのも義高を討った家臣の不始末のせいだと騒ぎ出した。これに慌てた源頼朝は手柄をたてたはずの家臣を晒し首にしてしまった。
 さらに、北条政子が木曽義仲の妹(宮菊)の後見人となって、鎌倉に呼んでは手厚くもてなしたり、義高の供養塔を建てたりして大姫をなだめるが、大姫の義高への想いはますます募るばかり。そして1194年、満19歳の若さで亡くなってしまったのでした。


曲がり角 哀れをさそう 地蔵堂 大姫が逝き 乙姫も逝く (チビ)

冷静の つもりが誤算 二人して 政子おろおろ 頼朝おろろ  (チビ)

 乙姫は大姫が亡くなった2年後に13歳で亡くなった。第2代将軍・源頼家は1204年、21歳で亡くなり、第3代将軍・源実朝は1219年、26歳で亡くなった。源頼朝が征夷大将軍になって(1192年)から三十年も持たずして、源の血筋は途絶えた。

貞暁(さだぎょう) : 貞暁も源頼朝の子であるが、大姫、頼家、乙姫、実朝とは異母兄弟。母は北条政子ではない。7歳で出家。源氏一族が権力闘争の中で次々と命を落としていく中で、世間と隔絶した世界で修行に励んでいった。1231年、高野山で死去。享年46。

平成17年4月17日の チビのお出かけ 13 も見てね。

 岩船地蔵堂を右に折れ、横須賀線のガードを潜って300メートルほど行くと海蔵寺がある。

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海蔵寺(扇ヶ谷地区)

 静かなお寺さん。こんなところでうつらうつらするのもいい。水の音が後ろから聞こえてくる。朝方まで雨が強かったせいだニャ。

 水仙が咲いている。水仙は学名“ナルシサス”という。“ナルシサス”はギリシャ神話の美少年の名で、泉に映った自分の姿にうっとりして毎日見つめ続けていたらいつのまにか花になってしまったという。その花が水仙というわけ。そして、ナルシスト(自己陶酔者)はそこから派生した言葉。


 鶴岡八幡宮に向かう途中、扇ヶ谷2丁目で「扇谷上杉管領屋敷跡」の石碑を見つけた。

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(チビの日記!!チビのお出かけ181)
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by chibi-papa | 2009-01-31 17:32 | チビのお出かけ  

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