小名木川貨物線(156)20・06・08

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仙台堀川公園に架かる小名木川貨物線鉄橋

 平成20年5月25日からの続き

 塗装の剥げた鉄橋。廃線なのかと思ったが、葛西橋通りに出てみるとちゃんと踏切がある。そう、これは小名木川貨物線なのだ。線路に沿って北へ3、4百メートル行った所に真新しい北砂二丁目公園がある。

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小名木川貨物駅の跡

 北砂二丁目公園内に車輪が記念に置かれている。貨車の車輪であろうか。公園は広くないけれど、ここから小名木川まで貨物駅・小名木川駅が広がっていた。その広さは11ヘクタール。

 江東地区は工業地帯だったためその輸送需要の増加に対応するため昭和4年(1929)に水陸連絡貨物専用駅・小名木川駅が開業した。小名木川の水運との連絡のため14千平方メートルのドックを備えていた。初めは貨物取扱量は50万トンの規模だったが、昭和18年(1943)には130万トン。戦後は東京湾の拡張整備によって取扱量は急上昇、豊洲埠頭が完成した2年後には200万トンを超えた。
 その後、小名木川駅に貨物部門を集約するため約300万トンの取扱量をこなせるように改良し両国駅、錦糸町駅、亀戸駅での貨物取扱いを廃止した。

 しかし、大工場の郊外への移転、トラック輸送への変化などにより貨物輸送量は減少の一途を辿り(そう言えば辺りを見回しても大工場は全くない)、とうとう平成11年(2000)、その使命を終え小名木川貨物駅は廃止となった。現在ではレール運搬の貨物列車が通るだけになってしまった。


秋葉原・貨物駅も水陸連絡貨物駅で、神田川の水運を利用していた。秋葉原駅については平成19年4月14日のチビのお出かけ 105 を見てね。
今日6月8日(日曜日)、秋葉原駅付近の路上で未曾有(みぞう)の無差別殺傷事件があった。

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小名木川鉄橋

 小名木川貨物線は小名木川鉄橋を渡って亀戸駅に繋がっている。
 小名木川は隅田川と旧中川を直線的に結ぶ運河で川幅もかなり広い。この小名木川は徳川家康が江戸城に入った1590年(江戸幕府が成立する13年前)ごろ、行徳で作られた塩を江戸に運ぶため小名木四郎兵衛に命じて開削させたものという。江戸が大都市になるにつれ、消費物資の搬送の重要河川となったため1629年(第3代将軍・徳川家光の治世の時)に川幅を拡げ、船番所を設けた。明治時代には小名木川の水運を利用して工業が発展した。

 北砂緑道公園で貨物列車が鉄橋を渡るのを待っているチビ。でも、一日3本しか通過しないと聞いて諦める。


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小名木川クローバー橋

 平成6年(1994)、横十間川と交差する箇所にX字形に架けられた歩行者専用のクローバー橋。なんでクローバー橋というのだろう?クロス橋の間違いじゃないかなと思ったが、なんと、橋の真ん中に四葉のクローバーが描かれていた。
 北砂水上公園は川面近くまで降りられる。


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錨 いかり 怒り

 同じく北砂水上公園内に錨(いかり)のモニュメントがある。錨は金偏(かねへん)。それが(獣偏)だと猫になる。錨と猫、何の関係があるのかな~?
 そんなのどうでもいい! いつまでこんなポーズをさせとく気ッ! 疲れるニャ~!(怒)

 見えている橋は水門橋。横十間川から小名木川へコントロールしながら放流している。そこから泡立った水が小名木川に流れ込んでいる。


苗の形声文字に猫(ミョウ、ねこ)、錨(ビョウ、いかり)などがある。猫の 犭偏は犬の象形文字。旁の苗は田畑に生えた細い草の意であるが、猫は苗の形声文字なので、「なえ」とは関係ない。猫を分解すると、旁は猫の鳴き声からの苗(ミョウ)で、偏は犬からの象形文字の 犭偏で獣を表している。漢字って面白いニャ~!だって、猫の中に犬が隠れていたなんて!(きっと昔は犬が獣の代表のように思われていたんだね)。 
因みに苗に口偏が付くと「猫の鳴き声、ミョウ」。でも、ボクは「ミョウ」なんて鳴かなニャ~。

(チビの日記!!チビのお出かけ 156 )




[[付録]]  「取引相場のない株式の評価」の改正

 本年4月に類似業種比準方式の改正がおこなわれました。同族株主が取得した取引相場のない株式等の評価は類似業種比準方式によることとされ(中会社・小会社の場合は類似業種比準方式と純資産価額方式とを併用)、その算式は次のとおり。

 類似業種比準価額=A×〔(b/B + c/C ×3 +d/D) ÷ 5〕×斟酌率

 A ・・・ 類似業種の株価
 b ・・・ 評価会社の1株当たりの配当金額
 B ・・・ 課税時期の属する年の類似業種の1株当たりの配当金額
 c ・・・ 評価会社の1株当たりの利益金額
 C ・・・ 課税時期の属する年の類似業種の1株当たりの年利益金額
 d ・・・ 評価会社の1株当たりの純資産価額(帳簿価額)
 D ・・・ 課税時期の属する年の類似業種の1株当たりの純資産価額(帳簿価額)
 c、d の金額がマイナスの場合はゼロとして計算する。

 従来は、c がゼロの場合は算式の分母の 5 を 3 として計算していましたが、改正後は c がゼロであっても算式の分母は一律 5 として計算します(赤字会社の比準価額は減額となる)。

 斟酌率・・・大会社は0.7、中会社は 0.6、小会社は 0.5

 今回の改正はこの他、営業権や一般動産などの評価についても改正がおこなわれました。これにより平成20年1月1日以後に生じた相続、遺贈又は贈与に係る財産評価・申告は改正後の「財産評価基本通達が適用されることになります。

(情報提供 タックスハウス渋谷駅南口店 FAX03-3463-1652 )
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by chibi-papa | 2008-06-08 22:20 | チビのお出かけ  

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