(137)20・01・04 赤レンガパーク

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赤く染まった赤煉瓦2号倉庫

 ここは新港1丁目。町名のとおり新港埠頭がある。横浜港の近代港湾設備として明治32年(1899)に新港埠頭が着工された際ここに赤煉瓦倉庫(ハマの赤レンガ)が建設された。2号倉庫は明治44年(1911)に、そして1号倉庫はその2年後の大正2年(1913)に完成した。
 大正12年の関東大震災では特に1号倉庫が大きな被害を受けた(震災復旧工事は昭和5年までかかった)。昭和45年(1970)頃になると貨物のコンテナ化に押されて新港埠頭の取引量が減少し、平成元年(1989)には倉庫としての役目を終えた。

 この歴史的建造物を保存・活用するため横浜市は平成4年(1992)に赤煉瓦倉庫を取得・改修。そして平成14年(2002)1号倉庫は文化施設(ホール、展示室)に、2号倉庫は商業施設(レストラン、雑貨店)として蘇えった。まるで不死鳥・飛鳥のごとく。
 チビはしきりに大桟橋埠頭の方を気にしている。


赤煉瓦倉庫は輸出入品を保管する税関施設として建設された。

新港埠頭4号岸壁に横浜港駅(よこはまみなとえき)ができ、大正9年(1920)から昭和35年(1960)まで東京駅間を航路接続列車(ボート・トレイン)が運行されていた。
現在その場所は横浜海上保安部となっており巡視船、巡視艇、測量船、消防船、油防除艇などが待機している。

昭和20年、赤煉瓦倉庫を含む新港埠頭はアメリカ軍により接収され港湾司令部が置かれた。昭和31年、接収を解除される。

平成6年~7年 構造補強工事及び屋根改修工事、平成8年~11年 外壁改修工事、平成12年~14年 内部改修工事をおこない、平成14年4月にオープンした。
屋根の改修にあたって14万枚の瓦は全て葺き替えられた。

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「飛鳥Ⅱ」

 茜雲、それに夕日に映えた大型豪華客船。新港埠頭の真向かいの大桟橋埠頭に二引き(にびき)の「飛鳥Ⅱ」(平成18年就航)がサイパンから帰港している(飛鳥Ⅱの母港は横浜、明日は大阪港に向かうという)。「飛鳥Ⅱ」がどんなに大きいかというと、

<総トン数>
 ・ふじ丸 ・・・・・・2、3万トン
 ・にっぽん丸 ・・2、2万トン
 ・飛鳥Ⅱ・・・・・・5万トン
<全  長>
 ・ふじ丸 ・・・・・・167m
 ・にっぽん丸 ・・166m
 ・飛鳥Ⅱ・・・・・・241m
<全  幅>
 ・ふじ丸 ・・・・・・24m
 ・にっぽん丸 ・・24m
 ・飛鳥Ⅱ・・・・・・30m
「ふじ丸」、「にっぽん丸」は「飛鳥Ⅱ」の約半分程度でしかない。

 でも、昭和16年(1941)に就航した戦艦「大和」の大きさは半端じゃなかった。
<総トン数> 7、3万トン
<全  長> 263m
<全  幅>  39m

 では、「飛鳥Ⅱ」がどんなに豪華なのかは、乗ったことがないのでわからない。たぶん凄く豪華なのだろう。


「飛鳥Ⅱ」は船名に丸がついていないのは何故かというと、「船舶ノ名称ニハ成ルベク其ノ末尾ニ丸ノ字ヲ附セシムベシ」という明治33年(1900)に制定された船舶法取扱手続が平成13年の訓令改正で削除されたからなんだ。これによって鎌倉時代からの“船舶の名称には丸をつける”という伝統があやしくなった。
ふじ丸は昭和63年(1988)、にっぽん丸(3代目)は平成2年(1990)の就航だったから取扱手続きが生きていたので、慣例に従い丸を付けたのだろう。

二引き : ファンネル(funnel、煙突)の白地に引かれた二本の赤いラインは日本郵船の印。

聖書によると、紀元前3千年の「ノアの方舟(はこぶね)」の長さは145m、幅23mもあったということは、「ふじ丸」や「にっぽん丸」に匹敵する大きさだったということになる。

総トン数は重量でなく容積をあらわす。1重量トン=1,000kg 、 1総トン=100立方フィート。ことろで、トンは酒樽(ワイン樽)を叩いたときの「トン」という音に由来している。積荷の樽をいくつ積めるかで船の大きさをあらわした。
和船の大きさを示す何石(たとえば千石船)という単位は積荷の米の石高からきている。洋の東西を問わず、当時の代表的な積荷で船の大きさを表す単位としていた。 

(チビの日記!!チビのお出かけ137)


[[付録]] 銀行の見方を知る

①債務者区分
正常先:業績が良好で財務内容にも問題がない優良な貸付先
要注意先:今後の管理に注意が必要な貸付先(2~3年連続赤字など)
要管理先:要注意先の内、債務の履行を3ヶ月以上延滞または貸出条件の緩和を受けた貸付先
破綻懸念先:経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり再建計画の進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が高い貸付先
実質破綻先:再建の見通しがない貸付先
法的破綻先:破産、会社更生法適用などに陥っている貸付先

※破綻懸念先、実質的破綻先、法的破綻先への融資残高は不良債権。

②債務者区分の判断指標
・実態債務超過解消年数=実態債務超過額 / 税引後利益

・借入金償還年数=借入金 / キャッシュフロー

※キャッシュフロー=経常利益+減価償却費-法人税等

③正常先であるかを判断する目安
・実態債務超過解消年数が1年以内なら正常先。
・借入金償還年数が、7~10年以内なら正常先(装置産業の場合は15~20年以内)。

※借入金償還年数は装置産業においては、建物の法定耐用年数の範囲内となる場合がある。
※グループ会社がある場合は、合算で判断される場合がある。
※保証人である社長の財産内容も加味される場合がある。

④銀行がチェックする貸借対照表項目
棚卸資産 : 不良在庫、滞留在庫、架空在庫はないか? →あればゼロ評価
売掛金、受取手形 : 滞留債権はないか? →あればゼロ評価
土 地 : 事業用資産か?それとも遊休資産か?→遊休資産は時価評価
建 物 : 償却不足はないか? →あれば償却不足額を減額
      事業用資産か?それとも遊休資産か?→遊休資産は時価評価
器具備品など : 償却不足はないか?→あれば償却不足額を減額
貸付金 : 役員への貸付金はあるか?関連会社への貸付はあるか?→役員の資産状況、グループ会社の財政状態が不良ならば回収可能金額で評価
投資有価証券→時価評価
関連会社株式→グループ会社の財政状態が不良ならばゼロ評価
全 般 : 簿外債務、偶発債務、保証債務はないか?→あれば負債の額に含めて評価 

※実態貸借対照表を作成して、実態債務超過解消年数や借入金償還年数を算出してみて、対策を立てるとよい。

(情報提供 タックスハウス渋谷駅南口店 FAX03-3463-1652 )
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by chibi-papa | 2008-01-04 18:45 | チビのお出かけ  

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