(136)20・01・03 富士塚登拝(音羽富士)
2008年 01月 03日
護国寺の境内に浅間神社(せんげんじんじゃ)がある。仁王門をくぐった先の石段の右側を入ると「冨士道」の石碑があり、石橋を渡った鳥居の先は登拝道。すぐに「一合目」に到着。富士山と言ってもここは音羽(おとわ)富士。今日は正月恒例の獅子舞姿での富士塚登拝。
熔岩がちらほら置かれている程度。高さ7メートル程の頂上には富士浅間神社の石柱と石の祠(ほこら)がある。でもこの富士塚は山の形になっていない。段差を利用したもののようで、登山といっても傾斜を登っただけだった。
正月三ヶ日なのに誰も登ってこない。
※護国寺の境内案内図には音羽富士は示されていない。
※石造の鳥居には「文化十四丁丑歳」とあることから富士塚も1817年の築造と思われる。文化14年の干支(えと)は丁丑(ひのと うし)。
しかし、1857年の音羽絵図には載っていない。その前に刊行された江戸名所図会(えどめいしょずえ)には本堂からかなり離れた西に描かれている。江戸名所図会は1834年から1836年にかけて刊行された地誌だから、富士塚は1817年に築造されてその後 今の場所に移築されたようだ。
(チビの日記!!チビのお出かけ136)
[[付録]] 企業を取り巻く将来環境(人口減少に伴う売上減少とM&A)
現在は我が国の半分にすぎないイギリスの人口が60年後に8,000万人を超え、我が国を逆転する見通しとなるなど、人口減少の深刻さが増していく。
① 人口は平成16年(2004)がピークでその後は減少に転じ、25年後の2030年までには1割減少する見込み。
・ 2004年の人口は1億2779万人→2030年の人口は1億1522万人に。
② 2000年~2005年迄の間に、3割の県では既に人口減少に転じている。
・ 秋田県では△3.7%、和歌山県では△3.2%の大幅減少となっている。
③ 2005年~2025年迄の20年間で△6.7%の大幅減少の見込み。
・ 人口増加となるのは、沖縄県+5.2%、東京都+3.7%、神奈川県+1.2%、愛知県+0.3%、滋賀県+0.6%の5県のみ。
・ 殆どの県では減少となり、中でも青森県、秋田県、和歌山県は2割の大幅減少となる見込み。
④ 全国平均では、この5年間に地方税収が1割減少した。
・この5年間で5%以上の増収となったのは、東京都と岡山県だけ。
・10%以上の減少となったのは、秋田県、福井県、長野県、和歌山県、鳥取県、島根県、高知県。
⑤ 人口が減少すれば全体としての売上は減少する。手遅れにならないよう早めの対策が必要。
・財務内容を正確に把握する。できれば会計参与制度を活用する。
・M&Aを活用する。
⑥ 中小企業のM&A(marger and acquisition、企業の合併・買収)は増加傾向にある。
・ 金融審議報告書は金融機関に対して、融資先企業の支援強化(M&Aやビジネスマッチングなど)を経営計画に盛り込むよう求めた。
・ 団塊の世代が退職期を迎えるなか、事業を誰に引き継ぐかという悩みが広がっている。身内に無理に継がせるよりは意志のある人に株式を譲渡するというM&Aを活用する経営者もいる。
・ 金融機関がLBO(レバレッジド・バイアウト)融資への関心を強めている。LBO(Leveraged Buyout)とは買収先の資産、キャッシュフローを担保に資金を調達し、買収後に買収した企業の資産、キャッシュフローで返済していくというM&Aの手法。
(情報提供 タックスハウス渋谷駅南口店 FAX03-3463-1652 )
by chibi-papa | 2008-01-03 00:00 | チビのお出かけ