世田谷公園の SL(120)19・07・15 

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世田谷公園の丘の上

 池尻1丁目にある世田谷公園は太平洋戦争までは軍用地だったが、昭和40年(1965)に都より区に移管された。その後、改修工事をおこない昭和49年(1974)に装いも新たに開園した。総面積79,000㎡(2万4千坪)
 7月の台風としては強い台風4号は紀伊半島・潮岬を掠め(かすめ)東海や関東の一部を暴風域に巻き込み本州の南岸沿いを進み、房総半島の南を現在、東進中。コンクリート敷きになっているこの丘の上も雨で水が溜まっている。


公園に隣接して自衛隊中央病院、陸上自衛隊衛生学校、防衛省技術研究本部、防衛省共済組合住宅、防衛省東山宿舎があるのは、明治23年(1890)に丸の内にあった陸軍の練兵場がここに移転して来て、駒沢練兵場としたことにある(丸の内の練兵場はその後、三菱に売却されレンガ造のオフィス街が建設された)

最寄り駅は玉川線の三宿電停(路面電車の停留所)であったが、昭和44年に廃止された。三宿はかつて大山道(おおやまどう)の宿場町で北宿、本宿、南宿の三つからなっていた。その後、練兵場の営門に隣接していることから家族と兵の離別・再会の場となった。今は隠れ家(かくれが)的スポットとして知られている。

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ここは幌舞線の終着駅・幌舞駅?

 改札口に立つ一日駅長のチビ。『ほろま~い、ほろま~い』。でも、乗客はゼロ。台風4号のため公園内を走っているミニSL(Steam Locomotive)「ちびくろ号」も今日一日、全面運休。誰もいない。もし乗客がいても乗せられない。なぜなら、D51形は客車を牽引していないからニャ。
 D51形は昭和11年(1936)に誕生した大型貨物用の蒸気機関車で昭和20年(1945)までに1,115両も製作された日本の代表的な蒸気機関車で、愛称は「デゴイチ」。
 ここのデゴイチは昭和14年に川崎車両で製造され、昭和47年までの33年間、貨物輸送専門に活躍してきた。走行距離はなんと2,458,000km、地球を61周、月までだと3往復したことになる。お疲れ様でした。ここでゆっくりお休みください。でも、今日はボクと「ぽっぽや」ごっこして遊びましょ!「シュシュポッポ、ポッポー」


地球の円周は4万kmなので、
2,458,000km÷40,000km=61.45→約61周
ことろで、なんで地球の円周は4万kmかと言うと、
1mという長さを北極からフランスのパリを通って赤道までの距離の1,000万分の1と決めたことにある。これがメートル法とういわけ。だから北極から赤道までが1万km、これは地球の全周の4分の1だからその4倍の4万kmが円周となる(ただし地球は真球でないので、多少の誤差は生じる)
では、地球の直径は何kmでしょうか? 
2×円周率×半径=4万km、 円周率=3.14、 半径=4万km÷(2×3.14)=約6,370km、 直径=半径×2=6,370km×2=12,740km→約1、3万km

月までの距離は384,400kmなので、
2,458,000km÷384.400km=6.39→約3往復

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鉄道員(ぽっぽや)

 『発車~!』 鉄道員のチビの合図で・・・
 高倉健主演の「鉄道員(ぽっぽや)」は平成11年に浅田次郎の原作を映画化したもの。主人公の佐藤乙松(さとう おとまつ)は北海道のあるローカル線の終着駅・幌舞駅(ほろまいえき、架空の駅)の駅長である。鉄道員一筋に生きてきた乙松は定年退職を迎えるのと同時に赤字路線廃止の時を迎えようとしていた・・・
 『発車~!』 雪の中で立っている姿がとても絵になる高倉健。チビも台風の中、合羽を着ている姿はエッ!になるよ。


乙松は蒸気機関車を走らせることが戦後復興させる事だと信じていた鉄道員の親父の言葉を聞いて機関士になった、という設定。

ロケ地は根室本線(滝川駅・根室駅間444km)・幾寅駅(いくとらえき、滝川駅から99km地点)。幾寅駅は南富良野町にある駅で、幾寅は「鹿の登る川」という意味のアイヌ語からきている。駅舎には「ロケーション記念展示コーナー」があり、駅前は鉄道員通りとしてロケで使われた建物(だるま食堂など)が保存されているという。

D51 272
   機関車の重量 : 77、7t
   長さ : 約12m
   高さ : 約4m (レール巾の3、7倍)
   巾 : 2、8m  (レール巾の2、6倍)
   動輪直径 : 1、4m (レール巾より動輪の方が大きい)
D51形のDは動軸の数で、ABCDの4番目なので動輪4軸を表している(Eだとなんと動輪5軸となる)。51は50以上がテンダー型(テンダーとは炭水車のことでそれを牽引するタイプ)。因みに10番台はタンク型を表す。D51に続く数字の272は製造番号。
こんなに大きい蒸気機関車がわずかレール巾1m7cm(狭軌)の上で、何十両もの貨車を引っ張って走っていた。

この公園にあるSL(蒸気機関車)は炭水車を牽引し、最後尾の車掌車(車掌が乗務する車両)が連結されている。

 (チビの日記!!チビのお出かけ 120)
・・・今年のキーワードは『ロハス(Lifestyles of Health and Sustainability)とグレイトコラボレーション(Great Collaboration )』
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by chibi-papa | 2007-07-15 18:11 | チビのお出かけ  

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