躑躅の赤に赤門の赤 (108)19・04・22 

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根津神社つつじまつり

 恒例のつつじまつりが4月7日から5月6日まで開催されている。今年は去年より10日ほど早く見に来た。表参道から入っていくと楼門(ろうもん)の前に神橋が架かっている。たしか去年来た時はなかったニャ~。早速、欄干の擬宝珠(ぎぼし)を掴んでハイ、ポーズ。

 社殿の造営は三百年前の1706年で、第5代将軍・徳川綱吉(つなよし)が家宣(いえのぶ)を第6代将軍に跡目相続(あとめそうぞく)するに際し、その産土神(うぶすながみ、生まれた土地を守護する神)として社殿を造営したんだ。
 というのも、ここは甲府藩主・徳川綱重(つなしげ、第3代将軍・家光の三男で、綱吉の兄)の屋敷があった所で、ここで子・綱豊(のちの家宣)が生まれたんだ。だから社務所の前に家宣公の産湯井戸(非公開)があるんだな。その子が将軍になることになったので、この屋敷を根津権現に寄進して社殿を建てたというわけだニャ~。
 境内を一周して甘酒茶屋で一休み。石垣が取り外されたりいろいろ変わったんだニヤ~。これは昨年度の境内整備事業の一環だという。境内をもう一周する。

 薔薇(バラ)という漢字は難しいけど、躑躅(つつじ)もまた難しいね。躑躅は“足をバタバタさせて苦しむ様(さま)”という意味だけど、なんでこの漢字が 「つつじ」 になったのかは、平成18年5月1日のチビのお出かけ(46)を見てね。

 躑躅を見終わった後、表門から新坂(権現坂ともS坂ともいう)を上る。やがて本郷通りに出る。東京大学が左手に広がる。東大の敷地は江戸時代には加賀百万石の金沢城主前田家の上屋敷があったところだ。


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東大赤門

 東京大学を象徴するものの一つに赤門がある。赤門は1827年、13代加賀藩主・前田斉泰(なりやす、最終の位階は従二位)に嫁いだ第11代将軍・徳川家斉(いえなり)の娘・溶姫(ようひめ?やすひめ?)のために建てられた御守殿門(ごしゅでんもん)で、丹塗り(にぬり)なので表門の黒門に対して赤門という。門の左右には唐破風(からはふ、中央部が弓形で左右両端が反り返った曲線状の破風、破風とは屋根のこと)の番所がある。

 位階(いかい)が三位(さんみ)以上の大名が将軍家の姫君(ひめぎみ)を妻に迎え入れるには、丹塗りの門を建てる習わしがあった。そして御守殿門は火事で焼けると再建が許されなかったので、現存する東大の赤門は貴重な門。国の重要文化財に指定されている。
 赤門の内側からハイ、ポーズ。車止めも案内板も真ッ赤か。


・文政10年(1827年):建造。
・明治10年(1877年);東京大学に移管。
・昭和36年(1961年):解体修理し15mほど移築。


・第3代将軍:徳川家光(いえみつ) : 家宣の父は家光の子
・第5代将軍:徳川綱吉(つなよし) : 甥の家宣を後継者に選んだ
・第6代将軍:徳川家宣(いえのぶ) : 産土神としての根津神社
・第11代将軍:徳川家斉(いえなり) :溶姫と御守殿門(赤門)

 (チビの日記!!チビのお出かけ 108)
・・・今年のキーワードは「ロハスとグレイトコラボレーション」・・・

 
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by chibi-papa | 2007-04-22 15:29 | チビのお出かけ  

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