オゾン層破壊とフロンガス (独り言13) 

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亀戸天神の梅は満開

 亀戸天神には心字池(しんじいけ)に架かる三つの赤い橋がある。一つ目の橋(太鼓橋)が「過去」で、二つ目の橋(平橋)が「現在」、三つ目の橋(太鼓橋)が「未来」をあらわしている。その平橋の欄干(らんかん)の擬宝珠の上に立ったチビ。・・・ヨッ!猫若丸!

擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうし) : 橋の欄干(人が落ちるのを防ぐ手すり)の柱の上につける丸くて先の尖(とが)った、玉葱(たまねぎ)を逆さまにしたような形をした装飾物。

♪ 牛若丸 [文部省唱歌]

一 京の五条の 橋の上
  大の男の 弁慶は
  長い薙刀(なぎなた)振り上げて
  牛若めがけて 切りかかる

二 牛若丸は 飛び退(の)いて
  持った扇を 投げつけて
  来い来い来いと 欄干の
  上へ上がって 手を叩く

三 前や後ろや 右左
  ここと思えば 又あちら
  燕(つばめ)のような 早業(はやわざ)
  鬼の弁慶 謝(あやま)った


 牛若丸と言えば、政治を利用して錬金術を企(たくら)んだ政治屋「政界の牛若丸」こと山口敏夫・労働大臣というのがいたな。ところで、猫若丸のチビはそこで何をしているの?お鼻をヒクヒク、梅の香りを引き集めている。
 暖かい日が続いているので、亀戸天神の梅はすでに満開!それはそれで良いのだけれど、ちょっと気になるのは、向島百花園の節分草(せつぶんそう)が「春が来るよ」でなく「春が来たよ」と過去形で囁(ささや)いていたことだ。2月は一年で一番寒いはずなのに暖房が不要の2月なんて異常。異常気象というとすぐ地球温暖化問題に結びつけてくる。そのベースには『成長の限界』がある。

 ローマクラブ(Club of Rome)は昭和47年(1972)に『成長の限界』を提唱。「人類と自然環境の関係はすでに緊迫した状態にありますが、さらに悪化し続けるでしょう。取り返しのつかない崩壊に至る前に、こうした状況を思い切って正さなくてはならない」と述べている。
 そして数年前にその第3次報告書が発表された。その中で、「その後、抜本的に是正されることなく今日に至っていることに大きな警鐘を鳴らしており、もし同じような問題先送りをさらに30年続ければ、非常に危険なことになる」としている。


ローマクラブ : 地球の有限性という共通の問題意識を持った世界各国の知識人で構成された民間団体。1968年にローマで結成された。

 チ ビ ちょっと待ってよ!確かに今年の2月は異常だけど、それって殊更(ことさら)不安を煽っていニャイ?

 パ パ そうだね。現在の傾向がこのまま続けば成長には限界があるけど、そんな仮定はありえないね。

 チ ビ ローマクラブは何か意図を持ってるニャ~!

 上空約15kmから50kmには成層圏という大気の安定した層があって、この層にはオゾン層(ozone layer)も含まれている。オゾン層は生物にとって有害な紫外線を吸収して、地表に届かないようにするという重要な役割があるけれど、フロンガス(CFC及びHCFC)がオゾン層を破壊しているといって大問題になっている。

成層圏 : 地上から約15kmまでを対流圏といい、その上に成層圏(約15km~50km)、中間圏(約50km~80km)、熱圏(約80km~500km)が層をなしている。ここまでが大気圏でその外には外気圏が、そして宇宙空間へとつながっている。

オゾン層(ozone layer) : 地上から20km~25km(成層圏の中程)のあたりにオゾン(酸素原子が3個結合してできる分子)の濃度が高くなっている層があって、太陽からの有害な紫外線の多くを吸収して地上の生態系を保護している。塩素原子1個でオゾン分子10万個を破壊してしまう。日本のロケットには塩素化合物を噴出しない燃料が使われているという。

フロンガス : フロンガスはオゾン層を破壊する特定フロン(CFC、クロロフルオロカーボン)、破壊性の小さい代替フロン(HCFC、ハイドロクロロフルオロカーボン)、破壊性のない代替フロン(HFC、ハイドロフルオロカーボン)に分けている。塩素を含むフロンガス(特にCFC)はオゾン層を破壊するといわれているが真相はいかに。

 チ ビ ちょっと待って!ちょっと待ってよ!空気より重いフロンガス(flon gas、fluorocarbon)が、対流圏の上の成層圏までなぜ上がっていくのかニャ~?

 パ パ そうだね。フロンガスの比重が3.7だとすると、いくらなんでも成層圏まで上っていくはずがないよね。

 チ ビ じゃ~、なんで成層圏を調べたらフロンガスが発見されたんだろうか?

 パ パ それはもしかしたら、人工衛星などで使っているフロンガスなんじゃないかな~。つまりフロンガスは上から降ってきているのかもしれないよ。それに、フロンガスは塩素を含んでいるけれど、非常に安定しているので分解しにくい。そう考えていくとフロンガスがオゾン層を破壊するということはちょっと疑問だね。

 チ ビ ???・・・

 鼻をいくらヒクヒクさせてもフロンガスは無味無臭。
 ???・・・のまま三つ目の橋を渡ろうとしている。


漢字「臭」の上の部分「自」は正面から見た鼻の形。下の部分は「大」になっているけど本来は「犬」。ニャンコはそれほどでもないけど、ワンコの嗅覚は鋭いからね(嗅覚の嗅は大でなく犬になっている)

 (チビの日記!!チビの独り言 13) 平成19年2月12日
・・・今年のキーワードは「ロハスとグレイトコラボレーション」・・・

 
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by chibi-papa | 2007-02-12 23:59 | チビの独り言  

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