安房小湊(90)18・12・10 

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小湊漁港

 JR外房線・安房小湊駅(あわ こみなとえき)で下車すると目の前は内海海水浴場、12月なので海水浴客も誰もいない。波打ち際(なみうちぎわ)を歩いていると国道128号を急ぐ人達がいる。みんな篭(かご)を持って磯に向かっている。「はば海苔」 を採りに行くという。今日は 「はば海苔」 の解禁日。「はば海苔」 の 「はば」 は幅が広いという意味で、「一年を大幅にゆったりと過ごそう」 という願掛けからこの地方のお正月には欠かせない海苔だという。

小湊駅だというのに小湊鉄道が通っていない。なぜ?小湊鉄道は当初、誕生寺への参拝客の輸送を目的に着工されたが、資金不足などから五井駅(ごいえき)~上総中野駅(かずさなかのえき)までとなり小湊に至らなかった(上総中野駅から大原駅まで旧:国鉄・現:いすみ鉄道が接続し、内房と外房がつながったが両線の接続が悪い)

 小湊漁港で漁船への給油機に乗ってポーズをとるチビ。晴れて良かったね。写真ではちょっと分かりにくいけれど、漁船には丸い形のアンテナが立っている。それは方向探知機で、一隻が魚群を見つけて連絡をするとその漁船を方向探知機で探して、その方向に急行するという。

ファイル→印刷プレビューにして500%に拡大すると、方向探知機が右端に見える。

 いよいよ「鯛の浦」、遊覧船(950円)に乗って水深15mの所に安住しているという鯛を見る。マダイは深海性の魚で小回遊の習性があるのにここにいるのは不思議だ。科学的調査をしているけどいまだ解明されていない。餌付けされていて、船べりを叩くと水面近くに群れをなして出現してくる。鯛だけでなく鱸(スズキ)も、それに全長2mに達する平政(ヒラマサ)も寄ってきた。一瞬、鮫かと思った。

日蓮聖人誕生のおり、小湊湾内に鯛が群集浮上して聖人の誕生を祝したという言い伝えがある。

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日蓮大聖人ご幼像

 日蓮聖人が12歳のとき、修行出家のため清澄山に登られた時のお姿で、経巻(きょうかん)を手にしている。チビは瞑想しているのか、それとも単に太陽が眩(まぶ)しいだけなのか。

日蓮 : 鎌倉時代の仏教の僧で、法華系諸教派が宗祖とする。承久の乱(じょうきゅうのらん、後鳥羽上皇が鎌倉幕府に対して倒幕の兵を挙げた乱)の翌年の1222年に小湊で誕生した。31歳で法華経を開き、1260年、38歳の時に立正安国論(りっしょう あんこくろん)を時の執権・北条長時でなく、前執権で幕府の最高実力者の北条時頼(ほうじょう ときより)に建白(けんぱく、政府などに自分の意見を公的に申し立てること)した。弘安ノ役(こうあんのえき、二度目の元寇)の翌年1282年没、享年60。

「日蓮と蒙古大襲来」という映画(大映)が昭和33年にあった。日蓮役に長谷川一夫、北条時宗役に市川雷蔵、四条金吾役に勝新太郎。蒙古大襲来とは元寇のこと。

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日蓮聖人誕生堂

 安房・小湊は日蓮聖人ご誕生の地である。龍の彫刻に飾られた誕生堂には宗祖御幼像が安置されていて、2月16日(日蓮聖人の誕生日)の宗祖誕生会(しゅうそ たんじょうえ)では、その像を朱塗りの輿(こし)に移して 「練り行列」 が行われるという(誕生寺で最も重要かつ盛大な行事)

 ボクの出自(しゅつじ)は野良猫だから、正確な誕生日はわからない。でも、パパはボクを拾った人などから状況を聞いて、平成8年の7月7日をボクの誕生日と定めてくれたんだ。誕生日にはボクとパパで 「♪ たなばたさま」 を歌うんだ。それがボクの誕生会。

 (チビの日記!!チビのお出かけ 90)
・・・ロハス的な生活を心がけていきたい・・・
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by chibi-papa | 2006-12-10 00:00 | チビのお出かけ  

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