24・02・11 建国記念ノ日

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表参道を行く建国記念祝賀のパレード

 「建国記念の日」 と間に 「の」 が入っていて、「建国記念日」 ではない。つまり 「建国された日」 を祝うのでなく、「建国されたという事象そのものを記念する日」 として2月11日があるという考えに基づいている。

 2月11日はかつての紀元節(きげんせつ)で、『日本書紀』 が伝える初代・神武天皇(じんむてんのう、天照大神から5代目の子孫)が即位した日として明治5年(1872)に祝祭日として制定された。この即位の年を元年とする年号も用いられ、昭和15年が紀元2600年に当たることから記念式典が盛大に行われた。
 戦後の昭和23年に紀元節は廃止されたが、その翌年から復活に向けた動きが見られた。昭和32年に 「建国記念日」 制定に関する法案が提出されたが、「偏狭なる忠君愛国の教育とも相まって我が国の進路を誤らせたのではないか」 とか 「神武天皇即位の日は根拠が薄弱で、今後の学問的検討を待ってから決定すべきではないか」 などの意見で、衆議院では可決されるも参議院では審議未了廃案となった。
 その後も法案を9回提出するも成立には至らなかった。そこで、名称に 「の」 を入れた 「建国記念の日」 とし、具体的な日付の決定は有識者の審議会に委ねるということで野党と妥協。昭和41年に祝日法改正案は成立。翌年から2月11日が「建国記念の日」として祝日に加わった。今年は皇紀でいうと紀元2672年。


2月11日は明治22年に 『大日本帝国憲法』 が発布された日でもある。

 制定の趣意は 「建国を偲び、国を愛する心を養う」 とあるが、今の国民にはそれが希薄であるようだ。あれからちょうど1年。大震災により原子力発電所が壊れて核爆発した(3号機、3月14日午前11時)のに、その深刻度を国民に知らせないように、知らせないようにしているし、知ろうともしない。このままでいくと3年後からどうなるのか、我が国は最大の危機を迎えることになる。3年後まであと2年。

 今こそ庭や田畑、森や山に降り積もっている放射性セシウムを封じ込めるか消し去ってしまわないと、神武天皇即位から2675年後の平成27年(2015)には、今まで営々と築き上げてきた我が国の歴史は、建国を偲ばず、国を愛する心が希薄な者達によって終焉に向いかねない。「がんばろう日本!」の掛け声だけではすまないのだ。
 
ゼオライトと水ガラスで死の灰(放射性物質、核分裂生成物)を封じ込める方法と、微生物で死の灰そのものを分解消去してしまう方法が既に開発されている。
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by chibi-papa | 2012-02-11 13:19 | チビのお出かけ  

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