松下村塾 本日開講23・11・05

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松下村塾正面

 松陰神社(世田谷区若林)の境内は七五三参りで賑わっている。

 本日開講と聞きつけて松陰神社の松下村塾(しょうか そんじゅく)にやって来たチビ。
 頼もう!入門したくやって来たニャ~!誰かおらぬか!頼もう~!おかしいニャ~、開講日だというのに誰も居にゃい。


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松下村塾裏手

 裏手に回ってみるが、やはり誰も居にゃい。向学心に燃えていれば、吉田松陰先生なら猫でも門下生にしてくれるに違いない。平成維新で活躍したいのニャ~!
 仕方ない。ここで一休みして待つとするか。


◇ 11月5日開講といっても、154年前のことなのよ。
→ えっ! 154年も前の話だったの!

◇ それに、ここの松下村塾はレプリカであって、本当の松下村塾は萩(山口県)にあるのよ。
→ ありゃ~!

< 時と場所を間違えていたチビであった >

◇ それにしても日本髪の鬘(かつら)にドレスとは、何とも変わった恰好だわね。
→ そうかニャ~。坂本龍馬だって和服にブーツだったんだから、そう奇妙な恰好とは言い切れないと思うんだがニャ~。 

◇ ところで、その鬘はどこで買ったの?
→ 一昨日の文化ノ日に浅草で時代祭りがあってね、仲見世通りの安立屋で買ってもらったんだニャ~。

< もし、こんな猫に出会ったら吉田松陰も坂本龍馬も驚くだろうに、そんなことにお構いなしのチビであった >

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松下村塾側面

◇ そもそも松下村塾に入塾したいという動機は、いったい何だったの?
→ 『人生倏忽(しゅっこつ)夢の如く幻の如し、毀誉(きよ)も一瞬、栄枯も半餉(はんしょう)、唯だ其の中に就き一箇不朽(ふきゅう)なるものを成就すれば足る』という吉田先生の言葉に触発されたんだ。

◇ それ、どういう意味なの?
→ 「人生というものは極めて短いものであり、夢幻のようなものである。誹り(そしり)を受けることも、褒められることも一瞬である。栄えることも衰えることも瞬時である。儚い人生である中で一つだけでいい、永遠に朽ちない事柄を成し遂げられれば充分である」ということだニャ~。

◇ だって、あんた猫でしょ!
→ 転瞬倏忽、猫不変人(てんしゅん しゅっこつ は世の常であり、猫も人も何ら変わるものではない)

転瞬 : またたきする程の短い時間
倏忽 : たちまち

 1854年、ペリーの再来航の時に黒船に乗って密出国を企てたが失敗、長州・野山獄に収容された。1855年に出所し、1857年11月5日に吉田松陰による松下村塾を開講した。開講したのも束の間、1858年12月に安政ノ大獄で再投獄される。吉田松陰が松下村塾で教鞭をとったのはわずかな期間だったが、塾から多くの人材が輩出し、日本の激動期に活躍した。

一旦、獄を出ることを許されても自宅に幽閉されていた。そこで、慕い来る近隣の青年たちに自分の思想、知識を伝授するようになった。初めから塾で生徒を教えようとして松下村塾を主宰したわけではなかった。

 吉田松陰の信条は、知識を身につけるだけでなく、身につけた知識をどう生かすかを考えさせることにあった。それを吉田松陰自身にも求めていた。即ち、松下村塾の中で最も熱心な塾生が吉田松陰だったわけである。塾生はそんな吉田松陰の姿勢に感化された。
 今、平成維新が近い!

 
♪ 吉田松陰
[作詞]星野哲郎 [作曲]浜口庫之助 [唄]尾形大作
一、
時と命の 全てを賭けた
吉田松陰 憂国の
夢草莽(ゆめそうもう)に 果つるとも
松の雫は 久坂に宿り
花は桂の 枝に咲く

二、
口で言うより 行うことが
志士の志士たる 誇りなら
覚悟の罪の 踏海忌(とうかいき)
下田港の 弁天島の
波も讃える 男意気

三、
何も持たない 若者たちの
無欲無限の 赤心(せきしん)
日本の明日を 創るのだ
松下村塾 長州魂(ちょうしゅう ごころ)
今も生きてる 萩の町


草莽崛起(そうもう くっき) : 身分を問わず、在野の志ある者たちが、新しい時代を築くために立ち上がること。

久坂=久坂玄瑞(くさか げんずい)のこと。
桂=桂小五郎(後の木戸孝允)のことを指している。

 七五三。7+5+3=15。

ボク十五 みんなに交じって 七五三 (チビ)

 足すと15になる。なぜ15かというと、論語に「子曰く、吾れ十有五にして学に志す」とある。本来は11月15日に氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長の加護を祈るのであるが、現在では11月15日に拘らず11月中のいずれかの土日祝日に行うようになった。今日11月5日は土曜日。
   
 ボクは吉田先生を見習って、もっと勉強しなくてはいけない。「一にご飯、二に昼寝、三に居眠り」を反省する今日この頃である。反省するニャ~。だからボクにも千歳飴を買ってニャ~! 


 
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by chibi-papa | 2011-11-05 18:40 | チビのお出かけ  

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