腰越状 23・5・14 

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腰越漁港

 向かいは江ノ島。ここ相模湾の先に位置する伊豆半島を越えた所に、石廊崎(いろうざき)と御前崎(おまえざき)に挟まれた駿河湾がある。ここから140km先の御前崎に建つ浜岡原子力発電所が本日、運転を停止した。画期的な出来事だニャ~。
 1号機と2号機は廃炉が決まっていて既に運転が終了している。3号機は定期点検中。4号機は昨日13日に運転を停止したのに続き、5号機も停止した。これによって浜岡原発の全原子炉が停止したことになる。

 これはきっと4月30日にパパと参加した「反原発・脱原発デモ」で 『危険な浜岡、今すぐ止めろ』 の叫びが通じたに違いない。
 浜岡原発は砂岩でかつ東海地震の想定震源域の上に建っている。さらに原発敷地の一部は河川や浜を埋め立てた場所で、地震で液状化する危険性すらある。
 その危険度と言ったら、もう地雷原の上でカーニバルをやっているようなものなんだニャ~。あな恐ろしや!あな恐ろしや!自ら進んで停止しようとしない中部電力の経営者って人間の顔をした悪魔なのかニャ~。


 中部電力はこの脆い砂岩を堅い岩盤と偽った。直下型の大地震が起きたら、原子炉も使用済核燃料プールもひっくり返ってしまう。そうなったら手の付けようがない。この世の終わりである。
 
 菅首相は浜岡原発の全面停止要請について 「政治判断」 を強調した上で、「評価は歴史の中で判断いただきたい」 と述べた。電力会社が未だ自主的に停止しなので、政治判断で全国にある全ての原発を停止し、さらに廃炉にしていただきたい。菅さんお願いしますニャ~。

 菅首相殿 : 国民の不安感に付け込んで自らの存在感を高めることを狙ったようですが、それでも浜岡原発を停止させてみると国民の評判は概ね良い。説明責任を回避したままでも良いから、政治判断だと言って、さらに脱原発、反原発に大きく舵を切ったら、バカ菅といわれないですみますよ。それどころか歴史に大きく名が残ると思います。汚名返上のチャンスです。

 腰越と言えば腰越状。今から826年前の1185年5月、ここ腰越で源 義経が兄の頼朝に腰越状(こしごえじょう)を書いたといわれている。
 
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満福寺、弁慶の手玉石

 鎌倉に凱旋すべく意気揚々と敗軍の将・平 宗盛(たいらの むねもり、平 清盛と時子の長男)親子を京より連行して来た義経は兄・頼朝の怒りを買い、鎌倉入りを許されず腰越の地に留められた。そこで、頼朝に心情を訴える腰越状を書いたといわれ、ここ満福寺にはその下書きとされている書状が展示されている。
 そして境内には弁慶の腰掛け石や手玉石など、義経と弁慶ゆかりの品々が展示されている。弁慶はこんなに大きな石をお手玉にしていたのかニャ~。力持ちの弁慶を従えていた義経はさぞ心強かったろうに。


 この手紙は大江広元(おおえの ひろもと、政所初代別当)宛に書かれ、兄・頼朝に取り次いでもらったものの、義経は鎌倉入りは許されなかった。腰越から鎌倉まであと1里。その1里は悲しくも果てしなく遠かった。

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小町通り、重ね招き猫

 満員の江ノ電(江ノ島電鉄)に揺られながら鎌倉に入る。京を発った時から死罪を覚悟していたであろう宗盛親子は、義経の手を離れ5月16日、鎌倉に入った。そのころ腰越に留め置かれたままの義経は、諦めきれず華々しい凱旋の幻を追っていた。
 翌月7日に敗軍の将は源 頼朝の前に引き出される。御簾(みす)の中の源 頼朝に助命を乞う平 宗盛。集まった者たちから嘲笑されようともただひたすら助命を乞う。

 
 6月9日、京への送還が決定された。腰越に留め置かれた義経の下に宗盛親子は再び引き渡された。義経は今度は2人を送還すべく京に引き返す。鎌倉に一歩も踏み入れられなかった無念さを宗盛親子にぶつけ、途中の近江国で清宗を斬首(享年16)。宗盛は京に送還した後、斬首(享年39)。さらに次男ら3名も順次処刑。
 そして義経は頼朝に反旗を翻すのであった。

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鶴岡八幡宮の階の下で反原発をアピール

 ボクは原発に反対です。みなさんはいかがお考えでしょうか。
 反対の第一の理由は、原発には人柱が必要だからです。原発はオートメーションでクリーンなイメージがありますが、保守・点検・清掃には人力が必要です。それには当然、被曝します。ですから被曝する仕事には人柱を立てます。電力会社ではこの人柱を奴隷とよんでいます。放射能について無知な人を連れて来て、さらに放射能は安全だと洗脳します。その結果、放射能障害を発病して死んでも奴隷だから何とも思いません。中世の世の中ではあるまいし、そんなことがあっていいのでしょうか!人間を潰してまでして電力を作ってはいけない。
 第二に毒性についてです。原発を稼働させると必ず放射性廃棄物が出ます。つまり死の灰ですから10万年間も閉じ込めて置かなくては物理的に無毒になりません。果たしてそんなことが出来るのでしょうか。それより最終処分場すらまだ決まっていないのです。ですから使用済燃料は建屋のプールで保管している状態です。それも限界に近付いています。まさにトイレのないマンションで、トイレから汚物が溢れ出ようとしています。そのうち科学が進歩して処理方法が見つかるかもしれない、と言うかもしれませんが、その目途は全く立っていません。もうどうしようもないのです。

(チビの日記!!チビのお出かけ)
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by chibi-papa | 2011-05-14 23:00 | チビのお出かけ  

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