23・4・29 金町浄水場

e0031605_11265732.jpg
江戸川の土手から

 「あれが金町浄水場だニャ~!」
 葛飾区にあるこの浄水場は千葉県との境を流れる江戸川から取水している。だんだんカビ臭がひどくなってきて昭和59年(1984)には日本一不味い水道水と評されてしまった。そこで平成4年(1992)オゾンによる高度浄水処理を開始し、一躍汚名返上して「近代水道百選」に選ばれた。
 先月14日に福島第一原子力発電所の3号機が水素爆発を起こした。その直後に燃料プールで核暴走(核爆発)した。計3回の爆轟が鳴り響いた。その影響で22日の水道水から放射性ヨウ素が1リットル当たり210ベクレルも検出され大騒ぎになり、ペットボトルが忽ち売り切れた。


 24日、石原都知事が金町浄水場に来て水飲みのパフォーマンスをした。そして現在は基準値の1リットル当たり100ベクレル以下の79ベクレルになったので、「安心して水を飲んで下さい。乳幼児の摂取を控えていただく必要はない」と述べた。いくら都知事選を4月10日にひかえているからと言って、そういうパフォーマンスをしてはいけない。78歳と高齢な石原慎太郎氏がその程度の放射性ヨウ素の水を飲んでも健康への影響は全くと言っていいほどない。
 石原都知事のパフォーマンスは、乳幼児に基準値以下だから安全だと錯覚させることになり、晩発性であるが若年層の健康を損ねる怖れがある。それまでは大人でも10Bq/リットルだったものを原発事故後に慌てて3月17日に暫定基準値を設け300Bq/リットル(乳幼児は100Bq/リットル)にしたもので、泥縄式のものといえる。飲料水の自主的安全基準としては大人10Bq/リットル、乳幼児1Bq/リットルとしておいたほうがいい。


 水道水1リットルに1グラムの炭を入れて一晩つけてみる方法は気休め程度には良いかもしれませんが、炭では殆ど放射性ヨウ素を取り除くことはできない。

 検出結果は遅れるので、放射性ヨウ素対策としては、マスクの内側はガーゼなどで濡らしておく。昆布などの海藻を摂取する。普段からペットボトルを買い置きしておく。

 都知事選挙開票結果
石原慎太郎 2,615,120票(43.4%)、東国原英夫 1,690,669票(28.1%)、わたなべ美樹 1,013,132票(16.8%)、小池あきら 623,913票(10.4%)、その他7名 82,505票、計 6,025,339票
東京都民は原発推進派の石原慎太郎氏を選んでしまった。統一地方選前半が終わるのを待って4月12日、深刻な原発事故のレベルを7に引き上げた。どうも姑息な手段が見える。

(チビの日記!!チビのお出かけ)

 
[PR]

by chibi-papa | 2011-04-29 23:00 | チビのお出かけ  

<< 23・5・1 下谷神社 妖怪たち23・4・17  >>