22・6・19 京王沿線ウォーキング17

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百草園(もぐさえん)

 多摩地区の紫陽花の名所を訪ねて』ということで、分倍河原駅をスタート。途中、府中市郷土ノ森博物館、府中四谷橋を渡って、百草園そして高幡不動尊がゴールの12キロメートル。

百草(もぐさ)と言っても、お灸の艾(もぐさ:蓬の葉を乾燥させて綿状にしたもの)ではない。でも松連庵で蓬蕎麦(よもぎそば)を出していたから艾と関係があるのかニャ。お蕎麦はゴールの高幡不動尊・門前にある開運蕎麦までお預けだよ。

分倍河原駅で京王線とJR南武線が交差している。多摩川から2キロメートルほど離れているが、かつてはこの付近を流れていたという。鎌倉時代(新田義貞と鎌倉幕府)と室町時代(鎌倉公方と関東管領)にここで合戦があった。鎌倉時代の分倍河原ノ合戦については平成20年12月7日のチビのお出かけ 176 を見てね。

分倍河原の分倍(ぶばい)は何やら分数とか倍数といった数学のようで、地名の由来はよく分からない。近くに分梅町の地名があることから分梅が分倍になったのかも知れない。

府中四谷橋は多摩川の水流を妨げないように斜張橋(しゃちょうきょう)になっている。全長446メートル、塔の高さは61メートル。

 嬉しいことに、ウォーキング参加者は入園料が300円のところ2割引きの240円。木漏れ日の園内には紫陽花が見ごろ。でもFIFAワールドカップ2010・南アフリカ大会、今夜の対戦相手は強豪オランダ、気になちゃうニャ~。折角の紫陽花が目に映らない。

ワールドカップ2006・ドイツ大会は平成18年6月17日のチビの独り言 9 を見てね。

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百草園・松連庵(しょうれんあん)

 今から約千三百年もの昔(丁度1300年前の710年に藤原京から平城京に遷都された)、奈良時代の天平に栄えたという松連寺(全国に国分寺が建立された時期に建てられた)の跡に佇む松連庵。自然の中に優しく溶け込む縁側でウツラ・・ウツラ・・・井上靖の歴史小説「天平の甍(てんぴょうのいらか)に出てくる第9次遣唐使で大陸に渡った4人の留学僧を思い浮かべているのか、それともやはりワールドカップの方か。
 
・鎌倉時代末期の分倍河原ノ合戦の戦火で焼失し廃寺となる。

・江戸時代中期(第8代将軍・吉宗の治世)に松連寺が再建された。

・明治に入って、廃仏毀釈により再び廃寺となる。

・明治20年、地元 鑓水(やりみず)の生糸商人が買い取り、庭園工事をして「百草園」として一般に公開した。鑓水商人については平成22年1月16日のチビのお出かけ 218 を見てね。

・昭和32年、京王電鉄の所有となり現在に至っている。正式名称は京王百草園。

 園内の800本の梅の木に実がなっている。七十二候でいうと今はちょうど梅子黄(梅の実 黄なり、梅の実が色づき始める)の頃。
 茶店の主は樹齢3百年の寿昌梅(じゅしょうばい)の梅をもいで配っていた。梅の実がなる頃だから「つゆ」を梅雨と書くんだニャ~(カビが生えやすい時期だから黴雨とも書いてバイウ)。でも今日はいい天気になった!

 ところで、今日から福島第一原子力発電所3号機の定期検査に入った。そして9月下旬からプルサーマル計画を実施するという。プルサーマルとはMOX燃料(モックス燃料、ウランとプルトニウムの混合燃料)を高速増殖炉でなく従来からある軽水炉で核分裂させるというもの。例えて言えば灯油を燃料とする石油ストーブにガソリンを継ぎ足して使うようなもの。こんな危険なことをしていたらいつか事故を起こすに決まってる。絶対にやってはいけない。
 福島第一原発といえば一昨日の17日、2号機の発電機が故障で運転を自動停止したものの、非常用ディーゼル発電機が直ぐに作動せず、電源喪失となって給水ポンプが停止してしまった。電源喪失がもう少し長引けばウラン燃料の崩壊熱を冷却する冷却水が給水されず空焚きになってメルトダウン(meltdown、炉心溶融)するところだった。
 原子力発電それ自体がフェイルセイフ(fail-safe)になっていないフェイルアウトなので、いつ深刻な事故になるとも限らない。一旦深刻な事故になったら取り返しがつかないほどのダメージを受ける。一刻も早く全ての原子力発電を止めるべきだニャ~!こんな所でウツラウツラしている場合か!

 
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by chibi-papa | 2010-06-19 23:30 | チビのお出かけ  

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