グリーンギャラリーの花(25)17・10・02
2005年 10月 02日
神代植物園の入園を断わられたので、付属施設のグリーンギャラリー(Green Gallery)へ。
白い花がブラシ状に咲く升麻。根は漢方薬になるとか。
花の名称のプレート(plate)もなく、温室も崩れ落ち、荒れ果てている様子。
曼珠沙華(マンジュシャゲ)ともいう。白い花弁のも何株かあった。
足元に蜥蜴(トカゲ)がうろちょろしていて、なんかうす気味悪いニャ~。
数名の職員が草刈をしていたが、とても追いつかないといった感じ。
※ 秋のお彼岸(9月20日頃~9月26日頃)の頃に咲くので彼岸花という。そして、曼珠沙華とは「天上の花」という意味。吉兆(良いことが起こる前ぶれ)に赤い花が天から降ってくるという仏教の経典による。
※ 白い曼珠沙華は鐘馗(ショウキ)水仙と彼岸花の交雑種。鐘馗といえば連想するのは立派な顎鬚(アゴヒゲ、顎のヒゲは鬚、口の上のヒゲは髭)の鐘馗さま。疫病神を追う払う神なので、端午の節句の幟(ノボリ)に描かれたり、五月人形になっている。それにしても鐘馗さまの顎鬚と彼岸花の花形は良く似ている。
美しく淑(シト)やかな顔立ちのことを「芙蓉の顔」というんだよ。赤くなっているのは蕾でなく萎(シボ)んだ花。チビのその顔、萎んでるよ。
萎んだままの、良く言えば静かで落ち着いた雰囲気のグリーンギャラリーを後にした。
(チビの日記!!チビのお出かけ 25)
by chibi-papa | 2005-10-02 18:56 | チビのお出かけ