(195) 21・05・23 天狗のすむ高尾山

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大小天狗像の大天狗

 高尾山には天狗(伝説上の生物)がすむという。赤い顔に高い鼻。背中には烏の羽。そしてヤツデの団扇(うちわ)を持つ天狗。深山幽谷(しんざんゆうこく)に籠っての難行苦行のすえ超能力を体得した山伏と山岳信仰とが融合して、いつしか天狗は山伏の格好となった。そして、古来より山中の不思議な現象は天狗の仕業だとされてきた。
 ここ高尾山での天狗は、飯縄権現(いづなごんげん)の随身(ずいしん)として、招福万来、除災開運や衆生救済の御利益をもたらすといわれている。

高尾山薬王院は川崎大師、成田山新勝寺と共に 真言宗智山派(ちさんは)の関東三大本山といわれている。
奈良時代(744年)、第45代・聖武天皇(しょうむ てんのう)の勅命により東国鎮護の祈願所として薬師如来(開山本尊)が安置されたことから薬王院と称している。
さらに、室町時代・初期(1379年)には飯縄権現(中興本尊)を守護神として奉ったことから、飯縄信仰(山岳信仰)の霊山であると共に修験道(しゅげんどう)の道場として繁栄することとなる。

飯縄権現 : 飯縄山(1,917m、長野市)に対する山岳信仰が発祥といわれる神仏習合の神として信仰され、中世の武将の間で盛んに信仰された。とくに、上杉謙信の兜の前立(まえだて、前面に付けられた立物)が飯縄権現像であった(ちなみに、直江兼続の前立は愛の字)

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高尾山山頂

 鬱蒼とした森。1億年前はここが海底だったとはとても思えない。なが~い時をかけて堆積していった海底の層は何度となく地殻変動によって海底の地盤が盛り上がり、やがて海上に姿を現した。そして高尾山をはじめとする周辺の山々が形成されていった。

 ここら一帯の地層を小仏層群という。この小仏層群は恐竜が闊歩していた中生代・白亜紀のもの。と言うことは、恐竜の化石があるかもしれない。でも、高尾山から恐竜の化石はいまだ見つかっていない。下山している最中に、もし恐竜の化石を発見したら 『猫のチビ君、恐竜の化石を発見!高尾山で初』 と報道されちゃうニャ~。化石探索という大きな夢を託して、いざ下山!
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by chibi-papa | 2009-05-23 23:00 | チビのお出かけ  

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